まざーずはーと便り

紅麹(以下、紅糀と記述する)菌と糀菌は全く別のもので歴史的にも異なる。
― 紅糀サプリ事件 ―
今回の紅糀サプリ事件では、次の3つの可能性が考えられます。
1、紅糀製造中に雑菌が入り、有害な物質が大量につくられた。
2、紅糀菌では「シトリニン」というカビ毒がまれに作られる可能性がある。
3、紅糀菌そのものが生育中に変異をおこして有害成分を生成した。

以上、3つの可能性が考えられますが、小林製薬の紅糀に青カビが混入し
「未知物質」のプベルル酸である可能性が指摘されています。
このことは、1番目の可能性が高いという事です。
糀菌は「アスペルギルス属」でカビ毒は生産しないことが証明されています。
一方、紅糀菌は「モナスカス属」のカビです。
糀菌は培養日数が3日ですが、紅糀菌は培養日数が長く20日以上かかることもあります。
日本の糀菌は、遺伝学的にも毒性成分を生産せず、安全です。

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